夏旅2025 四国散策 Part2 - 今治城

四国散策、次に目的地は日本三大水城の1つ、今治城。

土讃線 高知→多度津、予讃線 多度津→今治

昼下がりの高知を出発、土讃線 特急南風にて一路 土讃線の起点、多度津へ。高知の山々を縫うように右へ左へ振られながら振り子式の気動車は爆走していきました。こうやってみると陸路での高知は遠いね。昔好きだったシミュレーションゲーム 信長の野望シリーズでも土佐遠征は道路事情の悪さから行軍に時間がかかり大変でしたね(蛇足)。

途中 多度津駅で下車。南風はこのまま瀬戸大橋を渡り岡山へ向かいますが、私の次の目的地は今治。ということで予讃線特急 いしづち に乗り換え、ここからは道中、瀬戸内海沿の景色を楽しみます。ちょうど日没時間帯ということで、美しいサンセットタイムを拝むことができました。


日本三大水城 今治城

今回の四国旅の行程を考えていた際にたまたま見つけて惹かれた、水面に映り込む今治城の写真。その光景を自分でも見たいがために、片道約110kmの寄り道。日没後の今治に到着。

今治駅から歩くこと20分弱(Google Map上は30分でしたが、ぼっちの歩きは速いです)、ライトアップされた今治城に到着。結構な距離の寄り道と、疲れた一日の終わりの徒歩行軍した価値は十二分ある、美しい光景が広がっていました。とはいえ酷暑の中を一日歩き疲れてヘロヘロなのも事実でして。。。サクッと撮影を済ませ、早々にホテルへ。

翌朝、改めて今治城へ。水面に映り込む城郭と青い空の激写。今治城は築城の名手といわれた武将 藤堂高虎によって築かれた海城。当時は堀と海をつなげ、直接船が出入りできる構造だったとか。現在の天守は、資料が少なく明確な情報がないなかで再建された雰囲気ものの再建天守。石垣等も近代以降に改修され往年の姿とは違う部分もあるそうですが、極端な不自然さがなく、見ていて楽しめたので私的にはノープロブレム。

再び予讃線で来た道を折り返し、次の目的地へ向かいます。

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