一足早い春旅 - 水戸 弘道館

一足早く春を感じる旅へ。目的地として選んだのは木造建築と梅の対比が美しい水戸藩の藩校 弘道館。

都内(品川)から常磐線特急ひたち・ときわ に揺られること1時間半強、茨城県は水戸へ。弘道館へは駅から徒歩10分ほど。

幕末の水戸藩主 徳川斉昭が築いた水戸藩の藩校 弘道館。国の重要文化財として当時の姿を残す木造建築物。靴を脱いで古い建物の床を踏みしめることが好きな私は意気揚々と先へ歩を進める…が、まだまだ冬の寒さが残るこの時期、木の廊下は冷え切っていて… 末端冷え性気味の足には辛いもの。かつてここで学んだ藩士たちは靴下なんてものは履いていないだろうから、いま以上に冷たさを覚えたのではなかろうか(学びに武道に心血を注いでいたら寒くない?私にはそういう精神論は無理ですねぇ…軟弱なので)。

敷地内には斉昭公も好んだと云われる梅や蝋梅の木々が。花の見頃には少し早いものの、膨らんだ蕾もかわいらしい。

かつて多くの藩士を育んだであろう弘道館の傍ら、 旧水戸城の敷地には、その役目を受け継いだ(?)小中高の学校が佇み、現代の教育を担う。ここに限らず、古い城跡等の歴史を感じられる地で学べるというのは、羨ましいね。私の母校は…、小中高はラ〇ホが連なる一画、大学は水はけの悪い沼地…

© 2025 shunya-wisteria