うたた寝 電車旅 上田編
人に語れるような高等な趣味を持たない、つまらない人間の最近の嗜み、電車旅。正確には電車から外の景色を見ながらうたた寝すること。
流れる景色と一定のリズムを刻む走行音、ほどよい揺れが眠気を誘い、徐々に瞼が重たくなっていく感覚がとても心地よい。見知らぬ地へ思いを馳せる道中、旅の余韻に浸る帰り道、この一眠りで、すごく満たされた気分になる(たまたま座れた朝の通勤電車で睡眠不足を解消するための眠りとは、一味も二味も違う)。
そんなわけで今回は、北陸新幹線を利用した上田城散策、しなの鉄道での上田-篠ノ井移動、篠ノ井から特急しなの による帰省小旅行を決行。前もって計画すると雨に降られる雨男にしては珍しく好天に恵まれた初春の休日。上田城の遺構を存分に散策し(尼ヶ淵側から見上げる崖の上の要害は見もの)、道中 景色を楽しみながら眠りの世界にフェードイン。心も体もリフレッシュできて、明日からも頑張れる、はず。
さて、次はどこへ行こうかしら(どこで眠りに落ちようかしら)。