「あとで読む」をあとで読まなかったときのリマインダーを作ってみた

「あとで読む」でおなじみのPocket,複数のWEBサービスを連携できるIFTTT,Googleのサービスを使ったプログラムを組めるGoogleAppsScript(GAS).これらを利用してあとで読まなかった記事の存在をリマインドしてくれる仕組みを作ってみた.

Motivation

 ここ1年くらい興味を持ったページは,あとで読もう!とPocketに登録してきた.しかし登録したことを思いのほか忘れてしまう.登録した瞬間をピークに「読みたい!」という気持ちが2-3日でどうでも良くなることも相まって,結果的に未読ページが積みあがってしまっていた. Pocket上に記事をためこまないようにするためにも,登録後2-3日以内に読むか,捨てるか,何らかのアクションをとることを心がけたい.

 そこでPocket登録後,2日以上アクションがなければ通知する仕組みを暇つぶしがてら作ってみた.IFTTTを使って何か面白いことが出来ないとと以前から考えていたのでちょうど良いね.

実際にやってみた

今回は3つ(4つ)のWEBサービスを利用して,あとで読むリマインダーを構築してみた.

Pocket

 アクションのスタート地点.読みたいページを見つけらた,登録する.

IFTTT

 PocketとGoogleサービスを連携させるツール.Pocketの新規登録アクションを捉え,Googleスプレッドシートに記事のタイトルとURLを出力するレシピを登録しておく.
 またPocket上での登録ページのアーカイブ(既読)アクションも捉え,出力する.

GoogleAppsScript on Googleスプレッドシート

 1日1回(夜間),Pocketから連携されたスプレッドシート上の未読ページリストと既読ページリストを突き合わせ,未読状態のページ一覧を取得.そのうち登録日から2日以上経過しているページを探し,ページタイトルとURLを添えたリマインドメールを送信するスクリプトを記述.

Any.do(オプション)

 タスク管理ツール.GoogleAppsScriptのリマインドメール送付先に設定し,未読ページをタスクとして登録する.

結果

 この仕組みを動かしてから4日が経過.今のところ想定通りに動いてくれている.朝 タスクリストを見ると未読のページが並んでいるので,これを通勤電車の中でさばく.読み終わったらPocket上からアーカイブし,タスクをDone.なかなか良い感じに仕上がった気がする.

 今回,初めてGoogleAppsScriptに触れてみた.JavaScriptベースのスクリプトだが,(JavaScriptに詳しくない私でも)そんなに戸惑うことなくサクサク書いていくことができた.これまでバックグラウンドで勝手に動いてくれるプログラムをあまり書いたことがなかったので,朝 起きて,実行結果や完了logを見ると少しテンションがあがる(笑)

 もう少し,コードを整理して見せられるようになったら公開してみても良いかな(需要はないか 笑)

以上.

© 2025 shunya-wisteria